歴代藩主がこよなく愛した大茶屋「掬月亭きくげつてい

17世紀後半に建てられたといわれている「掬月亭」は、「水を掬(すく)えば月が手の中にある」という中国唐代の詩の一節から名付けられました。江戸時代、大茶屋と呼ばれ、藩主が茶会を楽しんだ建物で現在でも庭園を楽しみながら抹茶をいただくことができます。

MANIAックポイント!
園内のどこからでも出入りができるよう、四方に正面がある数寄屋造りの建物で、掬月の間の中央に座って池を望むと、母屋の柱と縁側の柱が重なるように設計されており、視界に入る柱の数が最小限になることで、開放的な景色を楽しむことができるようになっています。

香川県の文化・芸術・産業の
発信を担う「商工奨励館

本館、北館、西館、東館があり、栗林公園の歴史や文化の紹介、伝統的工芸品の展示、食文化の発信に加え、イベントやレセプション会場などとしても使用されており、香川県の文化・芸術・産業を発信する重要な場所です。

MANIAックポイント!
商工奨励館は、明治32(1899)年に建てられた建物で、当時は「香川県博物館」として使用されていました。そのため、現在も軒先瓦に博物館の「博」の字が彫られています。

平賀源内が薬草採集に
携わった百花園(薬園)跡

栗林公園の今の南梅林あたりには、1748年から約100年間、百花園(薬園)と呼ばれる薬草園がありました。この薬草園は、今の農業試験場のような役割を果たしており、400種類以上の薬草を含む1300種類ほどの植物の栽培が行われていたようです。この薬草園は現在、南梅林と茶園に姿を変えており、周辺にあるニンジンボクやムクロジといった木々がその名残として残っています。

MANIAックポイント!
1759年からの2年間は、あのエレキテルで有名な平賀源内(さぬき市志度出身)が、薬草を採集する頭取として携わっていました。平賀源内がオリーブの木と誤って当時の薬草園に持ち込んだといわれる「ホルトノキ」は現在、北庭を中心に十数本みられます。

【開園日】年中無休
【開園時間】時期により異なります。(4月5:30〜18:30/5月5:30〜18:30/6月5:30〜19:00)
【入園料】一般 大人410円/小人170円 団体(20人以上) 大人330円/小人140円 詳しくはこちら→